睡眠時無呼吸外来

●治療方針
検査で睡眠時無呼吸症候群と診断されCPAP療法を受けられる場合、数カ月は月に1回の通院、その後は3ヶ月に1回(年4回)の通院となり、通院の負担は少なくなります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

●定義
舌根の沈下や肥満などが原因で睡眠時に気道の狭窄や閉鎖が起こり、低呼吸や無呼吸が起こります。その結果、睡眠のレベルが浅くなり、睡眠の質の低下が起こります。
1時間に5回以上の無呼吸や低呼吸があって、日中に眠気を生じる場合に睡眠時無呼吸症候群(SAS、Sleep Apnea Syndrome)と診断されます。また、無呼吸・低呼吸の数が15回未満では軽度、15回以上30回未満が中等度、30回以上が重度と判定されます。

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●自他覚症状
睡眠時無呼吸症候群の他覚症状としては、ひどいいびき、睡眠時に呼吸が止まるなどがあります。また、自覚症状としては、起床時の頭痛、熟睡感の欠如、日中の強い眠気などがあります。
その結果、仕事の作業効率が低下したり、交通事故を起こしたりします。「居眠り運転」の確率は5倍という報告もありますので、車の運転を仕事とする方で症状がある方は是非検査をうけましょう。
また、無呼吸や低呼吸時には血液中の酸素濃度が低下し、心拍数が増加します。そのため、高血圧や心房細動、脳卒中や脳梗塞などの発症リスクが数倍となります。診断を受け治療することにより発症防止が可能です。

●診断・治療
診断のための検査としては、終夜睡眠ポリグラフ検査や、その簡易検査が行われます。
治療は「経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP(シーパップ)療法)」が最も普及している有効な治療法です。CPAPを使うと装置からエアチューブを使い、鼻に装置したマスクに一定の圧をかけた空気を送り込むことによって気道の狭窄が改善され、無呼吸、低呼吸、いびきなどがほとんどなくなります。

(社会医学指導医 小田 清一)

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