千葉県松戸市本町21番地2 都市綜合第3ビル
01
内科
一般的な内科症状(風邪症状,頭痛,腹痛など)の診療を行います。
予防接種も行っていますので、お問い合わせください。
1. 内科一般診療
●一般的な内科の各症状の診療をしています。

風邪症状(咳、痰、喉の痛み、鼻水)、発熱、頭痛、めまい、フラフラする、消化器症状(腹痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、便秘)、だるい、下肢のむくみ、疲れやすい……などの一般症状から、その原因となっている疾患(病気)の診断をして治療をします。

レントゲン検査、心電図検査は随時可能です。血液検査と尿検査は、午前中の場合は9時10分まで、午後は14時10分までにご来院いただければ、約1時間半~2時間で結果が出ます。これにより早期に正確な診断を下すことが可能となり、早期に治療することができます。

エコー(超音波)検査、CT検査は、当院と東葛クリニック病院(本院)とを結ぶ循環バスのご利用により、当日中に結果を得ることができます。
重症、重病、難病と判断された場合は、必要により、速やかに希望の総合病院、もしくは他の大学病院等をご紹介いたします。

●症状の無い高血圧、高コレステロール血症、高中性脂肪血症、高尿酸血症、糖尿病等、生活習慣病の診療をしています。

食事療法から運動療法、薬物療法に至るまで、症状に応じてさまざまな治療方法を採用しています。
なるべく薬を使わずに、食事療法、運動療法を分かりやすく説明し、生活習慣の改善を指導することから始めます。

2. 健康診断
●松戸市の特定健診、大腸ガン検診、肝炎ウイルス検診、および社会保険の特定検診を行っています。

結果判定後、異常値の場合は、それに応じた食事療法、運動療法を懇切丁寧に指導します。また、土曜日には市の特定健康指導も行っています。

3. 予防接種
●成人を対象とした肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンの予防接種を随時、行っています。
02
呼吸器内科
当院の呼吸器科では、日本呼吸器学会指導医である呼吸器専門医が診療を担当しています。
当院の呼吸器科では、日本呼吸器学会指導医の呼吸器専門医が診療を担当しています。

最新の呼吸器疾患診療ガイドラインに基づきながら、個々の患者さんに合った丁寧な診療をこころがけています。

呼吸器の病気には、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、COPD)、気管支拡張症、細菌性肺炎、肺抗酸菌症(肺結核、非結核性抗酸菌症)、肺真菌症、間質性肺炎(肺線維症)、肺がん、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまなものがあります。当科では、これらの疾患全般について対応しています。

また、必要に応じて東葛クリニック病院(本院)で胸部CTや呼吸機能検査、気道のアレルギー性炎症の指標となるNO測定(呼気一酸化窒素濃度測定)を行っています。

咳や痰が続くときや息切れがするときなどには、重大な病気が潜んでいる危険性があり、呼吸器内科を早めに受診することをおすすめいたします。

03
糖尿病内科
糖尿病の専門外来です。
薬物療法とともに、食事療法や運動療法の指導を行っています。
当科では糖尿病の診察を行っています。

糖尿病はとても身近な病気です。

糖尿病は症状がないのに全身の血管が傷つき、網膜症、腎症、神経症といった生活の質を落す合併症や、心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる病気を誘発する怖い病気です。

「血糖値スパイク」という現象を新聞やテレビでご覧になったことがあると思いますが、糖尿病や糖尿病予備軍(糖尿病の一歩手前)の方は、食事をすると、その後に血糖値が急激に上がるのが特徴です。これは「血糖値スパイク(食後高血糖)」と呼ばれていて、血管が傷つく原因の一つと考えられています。

糖尿病治療や血糖値スパイクを予防する方法としては、食事・運動・薬物療法があります。その中でも、特に食事は毎日のことでもあり、生きていく上での楽しみでもありますから、上手に食べることが大事です。当院では、管理栄養士が医師と連携して、懇切丁寧にどのような食事が血糖値スパイクを起こさないかご説明させて頂いておりますので、どうぞご遠慮なくご相談ください。

糖尿病になられた方も、糖尿病になるのが心配な方も、まずは気軽にご相談ください。当院は、東葛クリニック病院(本院)との連携によって、約1時間半で血液検査の結果が出るように体制が整備されています。また当院では、腹部超音波検査も行っており、糖尿病でよく見られる腹部の病気のスクリーニング検査もできるようになっています。

中には残念ながら、食事療法だけでは血糖値がなかなか改善されない方もいらっしゃいます。その場合には、最新の糖尿病治療薬や治療方法を使って血糖値を適切にコントロールしていきます。

糖尿病は、軽く見てはいけない重大な病気ではありますが、治療方法によっては大きく改善することが期待できる治癒可能な病気でもあります。楽観は禁物ですが、いたずらに悲観することもありません。合併症を引き起こさないことを目指して、ぜひ一緒に治療をしていきましょう。

04
腎臓内科
腎臓病の専門外来です。
腎臓疾患に対し、専門的に治療、管理を行っていきます。
腎臓内科は、主として慢性腎臓病を、内科的な観点から診断と治療を行っている診療科目です。

慢性腎臓病はCKD(Chronic Renal Disease)とも呼ばれ、その定義は、
1. たんぱく尿が出ていること(腎臓の障害がみられること)
2. 糸球体ろ過量が60ml/分/1.73㎡未満であること
この両方、またはどちらかが3か月以上続くこと、となっています。

主要な原疾患は、糖尿病性腎症(第1位)、慢性糸球体腎炎、腎硬化症などです。したがって、糖尿病、高血圧の方は特に注意が必要で、CKDの進行を抑えていかなければなりません。

治療法としては、生活習慣の改善、食事療法、薬物療法(血圧管理、血糖管理、脂質管理、貧血管理、尿毒症の毒素への対応など)が選択されます。

病状が進行して末期の腎不全になると透析導入が必要となりますが、その治療率(透析/腎移植術)は2017年報告では日本が世界最高です。患者さんの病状によって、必要な場合は、東葛クリニック病院(本院)の腎臓内科と密接に連携をとりながら診療しております。

透析導入後はご自宅近くの透析施設での維持透析となりますが、長期透析となりますと各種合併症が出てまいります。循環器疾患、骨・関節疾患が最も多く、ついで透析中合併症、消化器合併症、眼科合併症と続きます。

各種合併症に対しては、専門家による適切な対策が取られておりますが、病状説明やサプリメントを含めた追加の対応策についてもご相談に応じております。

05
心療内科
身体的症状(腹痛,背部痛,吐き気,頭痛,めまい,下痢,頻尿など)があり、その原因がストレスによると考えられる場合、不眠・食欲不振・気力の低下・社会生活からの引きこもり(出社拒否,登校拒否,家事ができないなど)などのうつ傾向の方の診療を行います。
原因を突き止められない心身の不調はまず心療内科へ

最近は社会や家庭でのストレスの増加に伴って、心療内科や精神科、神経科等を受診する方が増えています。また、マスコミでもうつやパニック障害などに関する記事が多く取り上げられ、ある意味、患者さんの数を増やしているともいえます。

ストレスによるさまざまな症状や精神的な苦しみが、はたして病気によるものなのか、性格によるものなのか、あるいは環境によるものなのかは、明確に分けることは困難だと思われます。心療内科が他の多くの診療科と異なる点、そして分かりにくい点は、実はそんなところにあるものと思われます。

いずれにしろ、精神的な症状、あるいは身体的な症状を訴え、他の科では原因を突き止められない、あるいは治療ができない場合は、とりあえず心療内科を受診されることも一つの選択かと思います。もちろん、診察後、より適切な診療科への受診をおすすめする場合もあります。治療困難な症状もあるかもしれません。それでも、少しでも患者さんのお役に立つ診察ができればと考えています。

診療内容

身体的症状(腹痛、背部痛、吐き気、頭痛、めまい、下痢、頻尿など)があり、その原因がストレスによると考えられるもの。

不眠、食欲不振、気力の低下、社会生活からの引き籠り(出社拒否、登校拒否、家事ができないなど) などのうつ的傾向。その他、どこを受診してよいか分からない症状など。

以上に対して、必要に応じて面接や投薬を併用して治療を行います。

※ご注意/当院では心療内科の「入院治療」は行っておりません。また、中学生以下の年齢の方の診察は受け付けておりません。

診療方針

どの診療科にも共通していることと思いますが、医師と患者さんの良好な関係が治療にとってとても重要となります。私たち医師は、患者さんの立場をよく理解し、良い関係を保ちながら治療を行うように努力すべきだと考えています。それでも、両者の関係がうまくいかない場合もあります。そんなときは遠慮せずに転医、あるいはセカンドオピニオンを積極的に求めていってください。

06
睡眠時無呼吸外来
睡眠時無呼吸症候群の診断や治療を行います。
寝ている時に呼吸が止まっていると指摘された人、いびきがうるさいと言われている人、日中や運転中に眠気の強い人、長距離運転に従事する人などは一度検査をすることをお勧めします。
治療方針

検査で睡眠時無呼吸症候群と診断されCPAP療法を受けられる場合、数カ月は月に1回の通院、その後は3ヶ月に1回(年4回)の通院となり、通院の負担は少なくなります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
●定義

舌根の沈下や肥満などが原因で睡眠時に気道の狭窄や閉鎖が起こり、低呼吸や無呼吸が起こります。その結果、睡眠のレベルが浅くなり、睡眠の質の低下が起こります。
1時間に5回以上の無呼吸や低呼吸があって、日中に眠気を生じる場合に睡眠時無呼吸症候群(SAS、Sleep Apnea Syndrome)と診断されます。また、無呼吸・低呼吸の数が15回未満では軽度、15回以上30回未満が中等度、30回以上が重度と判定されます。

●自他覚症状

睡眠時無呼吸症候群の他覚症状としては、ひどいいびき、睡眠時に呼吸が止まるなどがあります。また、自覚症状としては、起床時の頭痛、熟睡感の欠如、日中の強い眠気などがあります。
その結果、仕事の作業効率が低下したり、交通事故を起こしたりします。「居眠り運転」の確率は5倍という報告もありますので、車の運転を仕事とする方で症状がある方は是非検査をうけましょう。
また、無呼吸や低呼吸時には血液中の酸素濃度が低下し、心拍数が増加します。そのため、高血圧や心房細動、脳卒中や脳梗塞などの発症リスクが数倍となります。診断を受け治療することにより発症防止が可能です。

●診断・治療

診断のための検査としては、終夜睡眠ポリグラフ検査や、その簡易検査が行われます。
治療は「経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP(シーパップ)療法)」が最も普及している有効な治療法です。CPAPを使うと装置からエアチューブを使い、鼻に装置したマスクに一定の圧をかけた空気を送り込むことによって気道の狭窄が改善され、無呼吸、低呼吸、いびきなどがほとんどなくなります。